建具ドアのシート貼り加工

代表の北島です。

いつもながらにリノベーションやリフォームに奔走する7月、8月でした。

下の写真は明後日9月20日に引き渡しになる築20年のマンション(サーパス住吉第2)ですが、ここの工事で一番上手にうまく仕上がったなあと思ったのが室内ドアです。
工事計画をしている時に部分的な工事コストも含め一番悩んだところでした。
すでに既存のドア材のシートは剥がれたり傷がついたりぶよぶよに浮いていたりしてこれが残った状態では全くキレイな引き渡しになりません。

1、メーカー建具を枠ごと交換案
当初の案です。新規の建具を枠から交換して、大工工事で依頼しようと考えていたのです。しかし、ここのマンションリビングもホールも壁が上下2段の腰壁がしっかり入っていて、そのために、壁が簡単に壊せない。腰壁を外すとなると壁全体に影響するので壁の補修が広範囲に渡ってしまいます。つまりそれは大工工事の費用がかなりかかるということになります。
それで却下。

これがリフォーム前のドア

 2、建具製作会社にオーダーでドアを製作発注する方法
2番目に検討したのが、枠を外せないのなら、ドアだけオーダーで製作しようということです。
可能な予算を伝えて数社検討話を聞いてみたのですが、メーカーの建材よりもはるかに高くて通常利用しているドアの価格と思えなくて却下しました。せっかく見積もりもらったのにごめんなさい。


そして〜、今回採用となったのは
 3、賃貸のリノベでよくやっていた既存のドアに塩ビシートを貼って仕上げる方法。
うまくいくかどうかはっきり言って職人さんの腕によります。残念ながらシート貼りの職人さんは栃木県にはあまりいらっしゃらないのです。私も一度チャレンジしたことがあるのですが、なかなかに細かい作業で神経使います。
しかし、今回の職人さん細かい張り分けまでやっててとっても上手でした。真新しいKAWAJUNのピッカピカのクロームドアレバーハンドルを取り付けて、今回の仕上がりもう言うことなしです。
もちろん、上記2つの検討よりもだいぶコストが下がりました。



私個人的に非常に感動する出来栄えと作業方法だったので嬉しくなってついご紹介したくなった次第です。
今回マニアックなシート貼りの世界をご紹介させていただきました。

8月のブログをサボっていましたが、ごめん。こんなことであれこれ忙しかったのよ〜。

ではまた!


 

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