2025年じまいと徳川家も家じまい!?

こんにちは。広報担当の香川です。

12 月は実はちょっとした事務所の移転があり、また岡山支店お本格的始動に向けた動きに、
それから当社もカレンダー配りと発送に忙しくなっています。
今年も素敵なカレンダーができたんでお楽しみに〜!

 

さて、先日、江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜 の家じまい!?、というニュースを目にしました。

徳川慶喜の末裔はなぜ「家じまい」を決めたのか

正直に言うと、こんな家じまいしてしまって良いの!?
と思ったのですが、
いやいや、お墓を掃除するのに20000歩歩くとか、修理に3000万円とか、何も捨てられずに保管するものが5000点〜6000点とか、
普通の人にはとてもできないですよね。
権利者の方はいろんな軋轢の中、よくぞ決断きたなと思います。

こういうのは、パブリックの博物館にした方がいいですね。
私なら、徳川慶喜歴史博物館ならぜひ一度拝見してみたいものです。

しかしながら、同じにしてはいけない気もしますが
やっぱりよくある一般の方のご実家のお悩みの話とも近いとこもありますね。
問題を先延ばしにして放置しがちというか。

それで、いよいよ切羽詰まって、金がかかるとか、自分に問題が降り掛かりそうとか、子供たちに迷惑かけられないとそういう状況になってようやく腰が上がるというか。

もちろんそこからがなかなか大変で。

 

ほとんどのご家庭が最初は何も決めていない

徳川家の記事の中では、たくさんの資料や思い出の品を、
これからどうしていくか悩み続けた様子が語られていました。

徳川慶喜の末裔はなぜ「家じまい」を決めたのか

それを読んで、

  • 親は元気に暮らしている

  • でも将来のことは、何も決めていない

  • 話そうとしても「まだいいでしょ」「そのうちね」で終わる

そんなご家庭の姿が、自然と浮かびます。

毎日忙しい中で将来の家のことまでしっかり考える余裕なんて、なかなかありませんよね。

「家じまい」って、何かを急かす話じゃない

「家じまい」という言葉を聞くと、

  • もう終わり

  • 手放さなきゃいけない

  • 決断を迫られる

そんなイメージを持つ方も多いと思いますが

でも、本当は今すぐ何かを決める話ではありません。

  • この家、この先どうなるんだろう

  • 空き家になったらどうしよう

  • 私ひとりで抱えることになるのかな

そんな、「ぼんやりした不安をそのままにしないための考え方」それが家じまいのスタートかもしれません。

「まだ困っていない」からこそ、少しだけ

記事の中では、家のことを整理するのに長い時間がかかったことも書かれていました。

家の問題は困ってから動こうとすると、どうしても大変になりがちです。

だからといって、「ちゃんと考えなきゃ」「今すぐ決めなきゃ」と思う必要はありません。

ただ、「何も考えていない状態から、一歩だけ動く」それだけで十分なのだと思います。


 

そう、誰かに話を聞いてみることも大きな一歩!
「いつかやんなきゃ!」を行動に移すためには
きっかけが必要なんで。


ちなみに当社の家じまいセミナーも、何かを決断しなければいけないわけではありません。

  • 家じまいって、どんな人が考え始めているの?

  • 実家がこのままだと、将来どうなる?

  • 自分は何を知っておけばいい?

そんな疑問を、
なんとなく…という気持ちのまま聞いていただいても大丈夫なところです。

「親にまだ話していない」
「自分でも整理できていない」

そんな方がほとんどです。

ひとりで考えなくていい、という安心

徳川慶喜家のニュースを読んで感じたのは、
家のことは誰か一人が背負うものではない、ということでした。

親のこと、実家のこと。
忙しい毎日の中で、つい後回しにしてしまっても大丈夫。

でも、「そういえば、こんな話を見たな」
そんな小さなきっかけがあるだけで、未来は少し楽になります。

私たちの家じまいセミナーも、そんな最初のきっかけになれたら嬉しいです。

2025年度の家じまいセミナーは、ありがたいことに大好評の中全て終了となりました。

2026年度も楽しいセミナーを企画してまいりますので、お楽しみに。