代表の北島です。 4月にこんなニュースがありました。
東京23区の新築マンション平均価格が過去最高を更新し、2024年度に1億1632万円となりました。これは2年連続で1億円超えであり、その価格上昇は建築資材の高騰や利便性の高い都心での開発が背景にあるとされています。
東京はすごいな
なんでしょうこの値段!すごいですね~!
東京はコロナを明けて地方からの流入と外国人観光者など年々人口過密が続き、富裕層に向けた2億超えのマンションなんかも普通になってしまいました。
もう一般サラリーマンが自宅を買える値段をはるかに越えてしまっていますね。実際購入されている方は事業者や外国人富裕層の特別な人たちも多く投資目的でもあるようです。
実際、他の外国主要都市の物価水準からしても東京のマンション価格はそう高くないということで値段設定され、実際に売れていきます。
私が東京銀座で法人営業をしていた30年以上前の1993年頃とは、全く様相が違いますね。当時は少しバブルの名残もあり、まだ新入社員の私は何とはなしに先の未来はきっと明るいものと漠然と思っていました。中国他外国に対しての位置付けや印象もまるで違っていて、まだまだ日本は経済的に圧倒的に優っていると思いこんでいたものです。
でも、ほんとに東京はすごいとこです。
進学で九州の田舎から上京した時、東京にはあらゆる分野の最先端があるのだとすぐに理解できました。いわゆる政治経済の中心地、世界へ発信する場所。企業の本社、優秀な人材の宝庫。私が知っていたモノや情報はすべてここから発信されたものでした。歴史もあって先人が作り上げたものの集積がここにあるのだと思います。
今現在、多くが外国勢に圧されましたがそれでも独自性を持った日本パワーは健在です。世界に向けて大きく発信される自動車技術、食文化、ゲーム、アニメなど限らず、いろんなサービス、何気なく私たちが普通の生活で使用しているメーカー製品などはこれまでの日本文化と日本人の繊細さ、また、突出した個人というよりも組織集団によって練り上げられた世界でも無二の一級品と思いますし、そのように評価されているのです。
そりゃ外国から来たお金持ちは炊飯器に薬にゲーム機にと爆買いしたくなるよね。真似したくなるよね(笑)。
日本に建設されたマンションの細部まで作り込まれた品質、メンテナンスや故障時の対応は日本にいると当たり前だけど、実はそうではなくて外国にあるマンションとは比べ物にならないほどの安心感だとある外国人が言っていました。
2018年に上海に行った時に一時宿泊したあの時価2億のマンション結構チープだったもんな。これが2億!?とおどろいた記憶は鮮明です。
つまり、日本クオリティの日本製品は日本文化によって育まれた勤勉な日本人によって作られたものです。その昔、単なる真似では終わらず世界中の優れたアイデアを取り入れながら独自の繊細さで他を凌駕し革新していった文化を包有しています。
しかも、勤勉さゆえに可能となったサービス価格で。
買う人がいるからと法外な値段をつけたら詐欺師みたいじゃない?
だからね、外国人の超富裕層の買う人がいるからといって、バカみたいな値段にみんなが納得していること自体になんだかなあと。マンションに限らず、観光者向けの食事とかもね。
日本の良さって真面目さや勤勉さによる組織の力とかじゃないのかな。楽して儲けようとか1発当てようとかってだいぶ我々も精神構造を破壊されたのではないのかなと心配になってしまいます。
①さて、そんな東京のタワマンを購入したい富裕層の人に、一つとても有益な提案をします。
ご存知のように東京の湾岸地域にはタワマンが乱立し、1億、2億の物件が立ち並びます。 超高所得のサラリーマンカップルでさえ、そんな夢で人生を描いてしまっては住宅ローンに振り回されて一生を過ごすことになるかもしれないリスクを抱えてしまいます。
もっと高くなるだろうから売ればいいって?それもそうだけど・・・
東京に大地震は来る?
東京は南海トラフの影響は限定的と報道されています。
しかし、あんな湾岸のエリア私はおそらく近い将来に来るんだろうと思っています。
専門家があんなに注意喚起しているんですから。
そもそも東日本大震災の時に湾岸地域では液状化現象起きたでしょう?
私は他人事ながらこの状況でよく東京のタワマンが買えるなと思ってしまうのです。
これが直撃したら太平洋沿岸に住む人たちは一体どうなってしまうのでしょう。
上記は南海トラフ大地震想定 気象庁ページから
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/nteq/assumption.html
私が想像するに、これに直面したら大多数の人が居住場所を求めて北に逃げます。
私が思う絶好の場所は栃木県宇都宮市です。他にもいくつかあるけど。
宇都宮ってなかなかいいよ!
ここは、現在でも東京通勤圏です。新幹線50分で東京駅です。
東京に行きたい時は日帰りですぐに行けます。
地盤が比較的強く、災害が少ない地域です。気候は東京よりちょっと寒いくらいです。この20年ほどは年に2〜3回の雪が降る程度で生活にそう支障はないと思います。
当然ながら東京に比べて圧倒的に住宅取得費が低いです。50坪以上の敷地に自宅に2台の駐車場がついた1戸建が普通です。
価格は新築建売で3500万円くらいが中心価格帯でエリアによって変わるし、もちろん上は幅広く。
人口50万の程よいサイズでそこそこに整備された充実した市政。医療費補助や移住に関してのサポートなど住民サービスも結構手厚い。
海はないですが、それは仕方がありません(泣)。茨城の大洗に1時間で行けます。
地方での車での生活は不便だと思われますか?
とんでもありません。すこぶる快適で幸せな毎日です。
車を日常的に利用し、ドアtoドアの生活をしてしまうと、近くに公共交通があっても電車やバスに乗ることはとても少なくでしょう。通勤時に傘やコートを持っていくとか行かないとか、そのための天気予報を見る必要もなくなります。スーパーに買い物に行って重い荷物を持って歩くこともありません。家に帰れば車を出ると玄関はすぐそこです。
その昔、横浜から銀座まで電車で通勤していましたが、もうあの満員電車の窮屈な日々には戻れる気がしません。
1時間圏内で、那須、日光、軽井沢、ゴルフに温泉などいろんな観光や行楽地にいけます。海外に行くには成田までちょっと遠いかな。
残念ながら光り輝く都市の輝きはないのですが、それは新幹線に乗って東京に行って贅沢してください。それでも東京に住むよりあまりある資金が手元に残るはずです。
私が住んでいるからと都合よく誘導しているわけではないんですよ。
佐賀、東京、横浜、熊本、25年前に宇都宮と移り住み、子育てや仕事を通じて住むのに他の地方都市や首都圏と比較しても便利ないい場所だなとつくづく感じているのです。
最近の日光もいい!けど
日光は外国人観光客が東京から日帰りで行ける日本文化を堪能できる場所として最近とても人気のエリアです。今は連日外国人観光客でいっぱいです。
ここでも富裕層向けのホテルやサービスが提供されています。
なんと、私の事務所から東照宮近くまで車だと36分で行けます。
宇都宮-日光は車で30〜40分の隣接した市なのです。
知らなかったでしょう?
そもそも日光と宇都宮が同じ栃木県ということも知らない方も多いのかも。
東京近郊の方が日光に観光に行く時は東武線のスペーシアで日帰りというパターンも多く、そうすると宇都宮を忘れ去ってしまいますね。
もし、次回日光に行かれるのなら、新幹線で宇都宮駅に来て、餃子を食べて、レンタカーで宇都宮でしかみられない大谷石採掘現場を見て、日光まで行ってみてください。
こんなに近かったのかとわかるはずです。それと車で行けば行動範囲が広がるので近場にいろんな行楽地の選択肢があることに気づいてもらえればと思っています。
実は、日光の外国人観光者の方は東武電鉄だけでなく、外国人向けに販売された格安のJR新幹線乗り放題プランを利用していることも多いとのこと。そうした人たちは宇都宮まで新幹線を利用し、JR日光線で日光に向かう方もいるんですね。この日光線、少し前までは通学のみの閑散としたローカル線だったのが今やインバウンド重要で大変賑わっています。すごいね!
②さて、日本の観光地物件を取得しようと日光に注目している外国人富裕層の方に一つ有益な提案をします。
日光は宇都宮と違い格段に冬が寒いのです。積雪もすごいです。宇都宮と近いけれど標高は500m高く、比べ物にならない気候の差です。
つまり、移住定住するには日光はとても厳しい場所なのです。夏の避暑だけなら良いけどね。
もし、夏の避暑地としての別荘を望まれているのでないのならば、ぜひ日光ではなく宇都宮に物件を購入しましょう。その方が資産価値はキープされてずっと有益な結果になると思います。
自分達の母国の友人たちにも教えて日本に一緒に移住しようとか不動産物件購入を考えているのならば宇都宮にしましょう。
きっと、お友達やお客様が泊まれる民泊を作っても一年中過ごしやすいですし、ビジネスの機会は増えます。もちろんドライブして日光にもすぐに行けるのです。
さて、もとい首都圏に大地震が来たら?
宇都宮の居住人口はあっという間に激増してしまうだろうと私は確信的に思っています。
街や経済の発展にはやはり健全に人口が増えていくことが成長のカギとなります。今現在LRTの開発などで注目されている宇都宮市ではありますが、重要なのは人が増えていくことです。いくらインフラを整えても人が増えなければ衰退していくことでしょう。
喜ばしいことではないとはいっても、首都圏地震は可能性が非常に高く、そうなれば宇都宮市の人口は激増します。土地建物の価格は高騰し、住居取得費は大変になるでしょう。
そうなる前にリスクヘッジとして、今のうちに宇都宮に物件を所有してみませんか?
今現在だって決して悪くないし住みやすくて素敵な場所です。
こんな有望な地方都市他になかなかないですよ!
ぜひ次回はお車で、またはレンタカーで観光にいらしてください!
以上、今回は代表の北島からでした。 あくまで私見であることをご承知ください。
次回第13回 家じまいセミナー(お片付け講座)は6月17日13:30からです。
ぜひ親子で実家の片付けを!きっと今後につながるキッカケになりますよ!
ぜひこちらから、お待ちしています!
こだわり不動産サービス株式会社
宇都宮市中戸祭1−8−15
028-611-3895
代表取締役 北島和彦